この記事では墓じまいについて解説していきます。
お墓の悩みは深いものです。
- お墓を継ぐ人がいない…
- お墓の維持費が負担…
- お墓参りが体力的にキツイ…
- もっと楽な供養の仕方にしたい…
お墓は放置してしまうと周囲のお墓にも迷惑をかけてしまったり、もっと放置していると無縁仏になってしまう可能性も。
そんな事態を避けるには墓じまいをして、今のお墓から永代供養してくれる場所または自宅供養に移動することです。
でも墓じまいは一人で行うのは慣れない作業でとても大変なので、実際は墓じまいの代行業者さんにお願いする人が多いようです。
墓じまいの代行やサポートをお願いしたい方は下記のボタンから、墓じまいについてもっと詳細を知りたい方は記事をチェックしてくださいね。
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墓じまいとは?
墓じまいは、「改葬」とも呼ばれます。
今までのお墓を元の管理者へ更地にしてお返しして、遺骨を別の場所に納骨して供養することです。
墓じまいの場合は永代供養を選ぶ人が多く、永代供養は一式の費用を支払った後は管理費やお布施が発生しないので、供養の費用を抑えることができるのです。
墓じまいは慣れない作業なので負担を感じる人も多いので、墓じまいは事前の流れを確認後に墓じまい業者にお願いするケースも多くなっています。
墓じまいする人が増えている理由
厚生労働省が2023年10月に公表した「令和4年度衛生行政報告例」によると、2022年度の全国の改葬件数は過去最高の15万1076件に。1998(平成10年)年からの推移を見ると、この四半世紀の間に約2倍に増えています。 ちなみに改葬件数のトップ3を見ると、都道府県別では、東京都1749件、神奈川県1430件、大阪府7934件。政令指定都市別では神戸市3327件、名古屋市2600件、横浜市2376件。いずれも都市部が多いですね。
引用:yahooニュース増える墓じまい
上のグラフからもわかるように墓じまい(改葬)をする人は年々増えています。
墓じまいの作業は慣れない作業で負担も多いのですが、それでも墓じまいを選ぶ人が2022年には151076件とかなり増えています。
少子高齢化と核家族化が進んでいる現在の生活スタイルから考えると、墓じまいはさらに増えていくことが予想できます。
墓じまいをする理由
- お墓の管理にお金がかかる
- お墓を継ぐ人がいない
- 散骨などの希望がある
お墓の管理にお金がかかる
お墓は維持するのに費用がかかります。
お墓の管理料等が経済的な負担になってしまうお家も。
また子や孫に経済的な負担をかけなくないと考える人もいます。
永代供養などに改葬することで経済的な負担が減るのでお墓を残さないという選択をする人が多くなっています。
お墓を継ぐ人がいない
お墓を維持していきたくても、後継者がいない場合があります。
人口減少、少子高齢化が進んでいてさらに未婚・晩婚化も進んでいるので、実際にお墓を継ぐ人がいないお家も少なくないです。
その場合は無縁墓を避ける意味でも墓じまいを選ぶ場合が多くなっています。
散骨などの希望がある
現在はお墓に入らなくても、散骨や納骨堂や樹木葬など選択肢が増えています。
現在の生活スタイルとお墓の必要性と合わせて考えた時にお墓をもたないという選択をする人も多くなりました。
墓じまいのメリット
墓じまいのメリットをまとめました。
- 子や孫に負担をかけなくなる
- お墓の維持費が必要なくなる
- 無縁墓にならない
子や孫に負担をかけなくなる
墓守としてお墓を維持してきた人からすると子や孫に同じ事をさせたくないと考える人も多いです。
墓守は親族間とのやりとりもあるため、精神的な負担も大きいもの。
それを継がせたくないと思うのも自然なことなのかもしれません。
お墓の維持費の負担が減る
お墓の維持にはお寺に一定のお金を支払い続ける必要があり、金額は安くはありません。
墓じまいをすることで維持費は減らす事ができます。
無縁墓にならない
お墓を継ぐ人がいなかったり、放置されてしまった場合は無縁墓とされて撤去されることがあります。
また荒れ果てたまま放置されてしまう場合も。
後継者がいないとわかっている場合は墓じまいをしておくことで無縁墓にならずにすみます。
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墓じまいのデメリット
墓じまいのデメリットについてまとめました。
- 墓じまいに費用がかかる
- 親戚との話し合いが必要
- お寺との話し合いがトラブルになることもある
墓じまいの費用がかかる
墓じまいは墓石の撤去から行政に提出する書類などたくさんの手続きがあります。
そのため業者に頼まざる部分もあり費用はかかってしまいます。
自分でできるところは自分で処理したとしても数十万円の出費になります。
墓じまいの代行業者に見積もりをとることで費用を抑えることはできます。
親戚との話し合いが必要
お墓は先祖代々受け継がれてきたものなので、一人の考えで墓じまいをしてしまうと後々トラブルになります。
お墓に思い入れの強い人もいますのでしっかりとした話し合いが必要です。
永代供養や自然葬で遺骨が取り出せなくなってしまうので、関係者との密な話し合いで合意が得られてから墓じまいをしましょう。
またその時に費用についての話し合いを今後していくことも決めておくといいと思います。
お寺とトラブルになる場合がある
今までお世話になったお寺さんとの話し合いが必要になります。
離檀料の支払いが必要になりますが、時には話し合いが上手くいかず金額が跳ね上がってしまうことも。
あまりに法外な金額の場合は墓じまい業者のサポートや代行を利用するのがおすすめです。
墓じまいの進め方の手順
ここからは墓じまいの手順について解説します。
- 親戚間の同意を得る
- 自治体のホームページで必要書類を確認する
- 墓地管理者へ墓じまいの意向を伝える
- 遺骨の納骨先を決める
- 改葬許可証を取得する
- 閉眼供養をして遺骨を取り出す
- 墓石の撤去と新しい受け入れ先に納骨する
手順1:親族間で合意を得る
お墓は古くから続いてきた習慣でもあるので、墓じまいに抵抗のある人もいます。
いくら墓守だとしても勝手に墓じまいをしてしまうのは後々のトラブルの元です。
親族とはお墓以外でも長く付き合っていくものなので、トラブルは避けたいものです。
事前に同意を得られるように話し合い、費用の負担や墓じまい後の供養についても相談できる関係を維持しましょう。
手順2:自治体のホームページで必要な書類を確認する
墓じまいをする時は住んでいる自治体でどんな書類を用意すればいいのかを確認しましょう。
自治体によって墓じまいは手続きが異なることがあります。
また墓じまいの費用を一部助成してくれる自治体もあるので、事前に自治体に問い合わせて書類と助成について確認しておきます。
手順3:墓地管理者に墓じまいの意向を伝える
お寺に寄りますが墓じまいには離檀料を請求されることもあるため、墓じまいは早めにお寺に相談して了承を得ましょう。
墓地管理者に埋蔵証明書と呼ばれる書類を発行してもらいます。
埋蔵証明書とは墓地に遺骨があることの証明です。
同時に離檀料の話し合いをします。
離檀料とはお寺を離れる時に支払う費用のことで、お寺によって費用が異なります。
離檀料はトラブルになりやすい傾向があるので不安な場合は墓じまい専門業者さんの代行やサポートをうけるのがおすすめです。
手順4:遺骨の納骨先を決める
墓じまいをすると遺骨をどこに納骨するのか?を決める必要があります。
墓じまいをすると永代供養を選ぶのが一般的ですが、散骨や自然葬など納骨先が必要ない供養方法もあります。
永代供養は定額を支払っておくと、寺院などで長く供養してもらえるため安心です。
今後はどんな供養していくのかを費用と合わせて決めましょう。
納骨先を決めるのに困る時は墓じまい業者さんからの提案を受けてみるのもいいと思います。
受け入れ先が決まったら、改葬許可証の申請に必要な受入証明書を発行してもらいます。
手順5:改葬許可証をもらう
墓じまいをするためには改葬許可証という書類を用意する必要があります。
改葬許可申請書は自治体の窓口やホームページから入手可能です。
改葬許可証申請書と埋葬証明書と受け入れ証明書を、墓地の所在地である自治体に提出します。
- 改葬許可申請書(役所からもらいます)
- 埋葬証明書(現在のお墓の管理者やお寺に発行してもらいます)
- 受入証明書(次の供養先に発行してもらいます)
- 改葬許可証(上記の3つの書類を提出し、役所に発行してもらいます)
手順6:閉眼供養をして遺骨を取り出す
遺骨を取り出す時に閉眼供養を執り行います。
閉眼供養とは墓石から魂を抜き取る儀式ですが、ご先祖様を敬う儀式です。
改葬時にはこの閉眼供養をしてから行うことをおすすめします。
手順7:墓石の撤去と新しい受け入れ先に納骨する
墓石の撤去は重労働で個人でできるようなものではないため、石材店や墓じまい業者に依頼をするのが一般的です。
業者さんへ依頼する時は見積をとって早めに依頼をしておきます。
墓じまい業者は色々な墓じまいのサポートサービスがあるところもあるので、墓じまいが決まった時点で見積をとって相談を始めるといいと思います。
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墓じまいとは?墓じまいの手順のまとめ
- お墓を継ぐ人がいない…
- お墓の維持費が負担…
- お墓参りが体力的にキツイ…
- もっと楽な供養の仕方にしたい…
こんな悩みをすっきりと解決できるのが墓じまいです。
しかしその手順はこれまでまとめてきた通り、意外と慣れない作業が多く精神的な負担がかかります。
お寺との話し合いや行政に出す書類の準備などがありできればやりたくないと思ってしまうような方も多いのではと思います。
それでも今後を考えると墓じまいをすべき…そんな方は思い切って墓じまいを代行してくれる業者にお願いをしてみては?
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一度プロに相談してみると何か道が見つかるかもしれません。
今後のお墓の管理費やお布施を考えれば、思い切って墓じまいを考えるのもひとつの選択肢だと思います。
墓じまい代行「わたしたちの墓じまい」の口コミ評判や料金などを詳しく別の記事にまとめてあります。興味のある方は下記リンクからぜひチェックしてみてください。